ソプラノオペラ歌手ダリエジオ・オリアヌさんインタビュー

 

 

ソプラノオペラ歌手ダリエジオ・オリアヌさんインタビュー

ダリエジオ・オリアヌさんは、フランスの若きソプラノオペラ歌手です。フランスの優れた音楽学校で学び、フランス、スイスで著名な指導者に師事した後、日本の芸術歌曲(Art music)を学ぶため日本へ留学しました。2016年には、奏楽堂日本歌曲コンクールの審査員により優秀な実力を認められました。

 ご自身の歌声についてお話を聞かせてください。「声の模範」としている歌手はいますか?

私はリリックソプラノですが、「声の模範」としている歌手は、必ずしも同じ声域ではありません。個人的には、声楽技術を、役柄表現のために見事に応用できている歌手をとても尊敬します。私自身がそうなりたいと願って、常に練習をしていることですから。

 好きなレパートリーはありますか?

日本に来る前は、モーツァルトの歌曲が最も好きでした。モーツァルトのアリアは、本当は難易度が高くても、常に歌い手には気楽に感じられるように作られていて、それでいてしっかり作曲家と表現する歌手の優れた技巧を表せるのです。モーツァルトはそれほどの声楽の知識を持っていました。

もちろん、今でもモーツァルトを歌うのは好きですが、日本の歌曲のレパートリーを深く学んでからは、自分に最もしっくりくるものを見つけられたように感じています。

 特に魅力を感じる作曲家は?

バロック音楽ではヴィヴァルディとパーセル、古典派ではモーツァルト、ロマン派ではシューベルトがとても好きです。日本人の作曲家を挙げるのは、好きな作品がたくさん多くあるので非常に難しいです。しいていえば、中田喜直や山田耕筰でしょうか。

 日本の芸術音楽から何を感じますか?

日本の芸術音楽は本当に魅力的です!

日本を語るとき、もっとも語られるのは、伝統と現代性との対比です。日本の音楽のレパートリーにおいても同様に、私が気に入っているのは、この伝統と現代性が感じられることです。ご存知のとおり、「芸術音楽」も、「オペラ音楽」も、日本で生まれたものではありません。日本は、日本人の作曲家たちによって作られた大変興味深い、混合の音楽を持っているのです。欧米的な音楽構成に組み込まれた日本特有の音色を聴くことは、感嘆するほどの美しさです。それに加え、日本語は、聴くことも歌うことも、本当に心地のよい言語です!音楽的にまったく新鮮なのです!

 ボンジュールフランスでは、写真家クリストフ・プジェ氏と、同氏のアサンブラージュ展示の際に、共同イベントをされますね。クラシック音楽と、写真またはより広い意味でのアートとの対峙は、どのような意味を持ちますか?

 個人的には、音楽は、芸術音楽でもそうでなくても、あらゆるアートに合うものだと思います。音楽はどのような状況にも特別な光を与え、伝えられる感情を増大させます。もっとも顕著な例が映画です。映画から音楽を取り去ってしまえば、その作品が持つインパクトは全く異なるものになるでしょう。音楽ははるか昔から映像と結びついており、私はこのイベントで、写真家クリストフ・プジェ氏とご一緒できることをとても楽しみにしています。

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